新型ホンダN-BOX/カスタムを購入するのに、どうしても悩んでしまうのがオプション選び。
たくさんあるオプションカタログの中からあれもこれもと価格が高いものを付けすぎると、すぐに予算オーバーしますし、逆にケチってしまうと
「あの純正オプションは必要だった・・・」
「このオプションは付けたけど無駄だった・・・」
なんてことはよくありますよね。
なので、オプションは慎重に選んだ方が良いです。
そこで、ここではN-BOXを購入する時に必須オプションパーツやおすすめのオプションを紹介したいと思います。
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新型ホンダN-BOX/カスタムで必須のオプションパーツ・ナビはこれ
まず、新型N-BOXを購入する時にこれをつけておかないと
絶対に後悔する!
あるいは
これは不要だろう・・・
と考えられるオプションを紹介します。
ナビを付けるなら純正のディーラーナビがオススメ
エントリーインターナビ
VXM-215Ci
オプション価格:¥107,800[税込]
ナビはオートバックスで売られている安い社外品よりも、純正ナビの方が
- 安全性が高い
- 保証期間が長い
- 価格が安い
ということが分かっています。なので、ナビを付けるなら純正ナビを選ぶべきでしょう。
ステアリングとバックカメラがナビモニターと連動し事故率を下げる
安全運転に効果的な2つの機能・装備が純正ナビでは連動します。
■リアカメラdeあんしんプラス3が事故を回避
リアカメラdeあんしんプラス3(運転支援拡張ユニット)
オプション価格:¥26,400
リアカメラdeあんしんプラス3は、バックカメラとナビモニターを連動利用する安全運転サポート機能。主な支援はこの4点です。
<リアカメラdeあんしんプラス3>
サポート機能 | 内容 |
後退駐車サポート | 後退駐車時、車両後方の駐車枠を検知。自車の進路と駐車枠との角度のズレをガイドラインの色が変わることによってお知らせ |
後方出庫サポート | 後退時、接近してくる車両や歩行者等を検知し、画面表示と警告 |
後方死角サポート(1,2※) | 後側方の車両を検知し、後方の死角エリアにいた状態でウインカーを出すと注意喚起 |
後方車両お知らせ機能 | 接近してくる後続車との車間距離が近い場合、音声やナビ画面のインジケーターでお知らせ |
1※二輪車、自転車、歩行者などは検知不可
2※自車が約30km/h以上で前進しているときに検知
特に後方死角サポートは事故を防ぐのに効果的です。
ちょっと高速や片側2車線での走行を思い出してください。車線変更をしようとしたときに死角に車がいて
危なく衝突するところだった・・・
こんな経験1度はあると思います。
後方死角サポートが付いていれば、後方の死角内に車両がいる時に方向指示器を操作すると警告してくれるんです。なので死角にいる車両と衝突する確率を大幅に下げてくれます。
高速道路は車の流れが速いので重大な事故になりかねませんからね。
■ステアリングスイッチで脇見運転をなくす
ステアリングスイッチはハンドルを握ったままオーディオ音量調整の操作ができるので、脇見運転をなくせます。
走行中に少しぐらい大丈夫だろうと思ってナビを操作して
前の車に衝突する寸前だった・・・
こんな経験したことはないでしょうか。車は60km/hで走ると1秒間に約17m進みます。なので、よそ見すると20m~30mの車間距離があってもかなり危険なんです。
ステアリングスイッチがあれば、手元でナビの操作ができるので脇見を大幅に減らしてくれるでしょう。
保証期間は純正品の方が長くて安心
ホンダ純正ナビと社外ナビの保証期間は、
- ホンダ純正ナビ
⇒3年間6万km - 社外ナビ
⇒1年間、走行距離の保証なし
こんなに大きな差があるんです。
ナビは2年目以降に故障が多いと言われています。なので、保証期間の長い純正ナビの方が安心でしょう。もしナビが壊れてしまったら
あの時純正ナビにしておけば・・・
なんて後悔することになりますからね。
ディーラーナビの方が社外ナビより総額は安い
ディーラーナビと同等クラスの社外ナビは約6万円。社外ナビなら4.5万円程安く済むようです。
ちなみに新型N-BOXはバックカメラが標準装備です。同等の装備を社外品につけてみると
- 社外ナビ
装備&工賃 価格 社外ナビ 6万円 社外ナビ接続用
ステアリングスイッチ
ケーブル&アダプター1万円 パーツ取付け工賃
[ナビ+バックカメラ+
ステアリングオーディオスイッチ]5万円 合計: 12万円
合計で12万円かかってしまいます。
ディーラーナビは取付け工賃込みで約12万円だと思われるので、社外ナビと同等の費用。しかし、ディーラーナビはオプション値引きで10%〜20%安くなる可能性があるんです。
また、契約直前に
「ナビの取付け工賃をサービスしてくれたら契約する!」
と交渉すると、オプションを無料サービスしてくれることもあります。
実際にN-BOXを買う時にオプションを無料サービスしてもらった人がいたので、こちらの体験談も参考にしてみてください。
⇒新型N-BOXの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?
サイドエアバッグで命を守る
※後付け不可能
前席用i-サイドエアバッグシステム+
サイドカーテンエアバッグシステム
<前席/後席対応>(セットオプション)
オプション価格:9万円〜約10万円
対象グレード:L、L・スロープ
価格が高いので付けるかどうか迷ってしまうサイドエアバッグ。この装備は後付けできないメーカーオプションですが、
絶対に付けるべき
だと思います。非装着車の場合、横から突っ込まれると体を守るものはありません。時速60kmの車と生身の体がぶつかることを想像してみてください。おそらく即死まではいかないにしても、重傷はまぬがれないでしょう。
価格は約10万円しますが、絶対に外してはいけない装備だと思います。
リアパワースライドドアは乗り込み時の多い左側だけで十分
※後付け不可能
リア右側パワースライドドア
(イージーオープンドアハンドル、タッチセンサー+
挟み込み防止機構付、リモコン&運転席スイッチ開閉式)
オプション価格:約6万円〜約10万円
対象グレード:L、EX、L・スロープ、カスタムL
※LとL・スロープは前席i-サイドエアバッグシステムとセットオプション
一部グレードを除き、リア左側はパワースライドドアになっているN-BOX。右側はオプションになっています。パワースライドドアは自動でドアを開閉してくれる機能がついていて便利なんです。
歩道寄り左側からの乗降は多いので、左側にパワースライドドアがついていると送迎時等に活躍。しかし、リア右側ドアを使う機会は駐車場についた時くらいです。
なので、両側電動スライドドアにする必要はなく、標準装備の左側パワースライドドアだけで十分でしょう。
N-BOXのディスプレイオーディオはスマホのナビアプリとの連動ができない
ディスプレイオーディオ
オプション価格:¥52,800[税込]
最近では各自動車メーカーで装備されることが目立ってきているディスプレイオーディオ。例えばトヨタのディスプレイオーディオの場合は、Apple CarplayやAndroid Autoといったナビアプリと連動できるようになっています。しかし、N-BOXのディスプレイオーディオはApple Carplayといったナビアプリと連動できません。
なので、ディスプレイオーディオで安く抑えてスマホナビを使えば良いか…と考えている場合はやめておいた方がいいです。ナビ目的では使えないので、ホンダ純正ナビを選んだ方がいいでしょうね。
ちなみに、ステアリングオーディオスイッチやリアバックカメラとの連動は可能なようです。
フロントグリルはエクステリアにこだわりがなければカスタム標準のもので十分
フロントグリル N-BOX Custom用
ブラックメッキ:¥36,300[税込]
クロームメッキ:¥28,600[税込]
フロントに迫力が出るオプションのN-BOXカスタム専用フロントグリル。ブラックメッキとクロームメッキの2種類が用意されていますが、これらに変更しても正直車に詳しくない人が見ても違いはわかりません。
左が純正フロントグリルで、右がオプションのフロントグリルです。並べてみてエクステリアをしっかり確認するとわかるレベルです。
純正フロントグリルでも十分迫力があってカッコいいと思うので、こだわりがなければオプションのフロントグリルは不要だと思います。
市街地中心の走行用途であればフォグランプはつけなくていい
LEDフォグライト 12W〈片側〉/左右セット
クリア:¥30,800[税込]
イエロー:¥33,000[税込]
1※取り付けアタッチメントや取付費は別料金
2※ハロゲンタイプも有り
雨や霧による視界不良時に視界を補助的に確保してくれるフォグライト。
一見するとつけておきたくなる装備なんですが、あくまでも悪天候時に補助的に視界を確保してくれるというだけです。ヘッドライトの代わりに使うものではありません。峠道など霧がかかりやすいところで運転する機会が多い人は必要かもしれませんが、市街地中心に乗る程度であれば不要です。
なので、フォグランプはつけなくていいオプションでしょう。
ディーラーオプションのホイールは価格が高い
14インチアルミホイール(ME-019 ブラストグレーメタリック塗装)
オプション価格:¥13,750[税込]/1本
新車を買う時についつい勢いで買ってしまいそうになる純正オプションのホイール。確かに純正ならではのマッチングの良さは魅力ですが、正直純正オプションホイールは高いので外観にこだわりがなければ不要だと思います。
ここで紹介しているオプションホイールは純正品の中では安いものですが、それでも14インチホイールが4本で5万5000円もします。どうしてもホイールを変えたいのであれば、社外アルミホイールが純正品の半額程度で買えるので、それで十分だと思いますね。
スピーカーは標準装備のタイプでも困ることはない
N-BOX用4スピーカーセット(フロント2スピーカー+フロント2ツィーター〈オンダッシュタイプ〉)
オプション価格:¥39,600[税込]
N-BOXカスタム用4スピーカーセット(フロント2スピーカー+フロント2ツィーター〈ビルトインタイプ〉)
オプション価格:¥35,200[税込]
ディーラーオプションで設定のあるケンウッド製のスピーカーセット。音楽を聞く時には良い音で聞きたくなる人は多いと思いますが、4万円も出してまでこのオプションを導入する必要はないと思います。
最近の車は標準のスピーカーでもそこそこ良い響きをしてくれるものが多くなってきましたし、音にこだわりのない同乗者からすると導入されていても違いに気づかないことも。標準スピーカーでも聞き取りにくかったりして困ることはないため、必要性の低い純正オプションのスピーカーは不要でしょう。
もし変えたくなっても、カーアクセサリー等を取り扱っているオートバックスやAmazonといったネットで社外スピーカーを買って、後で変えることもできますしね。
新型N-BOX/customで必須オプションの価格はいくら?
新型N-BOXで1番人気のLに必須オプションを付けた時の合計額を計算してみました。
オプション | 価格 |
エントリーインターナビ[VXM-215Ci] | ¥107,800 |
リアカメラdeあんしんプラス3 | ¥26,400 |
前席用i-サイドエアバッグシステム+ サイドカーテンエアバッグシステム <前席/後席対応>+ リア右側パワースライドドア (※セットオプション) |
¥99,000 |
合計: | ¥233,200 |
※LとLスロープは前席i-サイドエアバッグシステムとリア右側パワースライドドアがセットオプション
必須オプションの価格は合計で約23万円。ナビが入っているのでこんなところだと思います。
また、実際に購入する時には他にも欲しくなるオプションも出てくるでしょうから、オプション費用はこれに加えて2〜3万円は必要と考えておくと良いでしょう。
【新型Nボックス/カスタム】オプションカタログの人気ランキング
順位 | オプション |
1位 | ドアバイザー |
2位 | フロアカーペットマット |
3位 | ラゲッジトレイ(縁高タイプ) |
4位 | ドライブレコーダー(ナビ連動タイプ/駐車時録画機能付) |
5位 | ETC車載器(音声ガイドタイプ) |
Nボックス/カスタムのオプションカタログの中から必須オプション以外のオプションを選ぶのに、どんなオプションパーツが売れているのかランキングにしてみました。
ドアバイザーなら雨天時でも換気可能
ドアバイザー
(フロント・リア用左右4枚セット)
オプション価格:¥16,500
多くの車に付いているドアバイザー。これはめちゃくちゃ便利なものなんです。
車内の空気を入れ替えようと窓をあけようとしたら
雨が降っていて開けられない・・・
こんな状況で我慢した方いるのではないでしょうか。
ドアバイザーがあれば雨天時に窓を少し開けても濡れる心配がありません。車内の空気を雨天時でも入れ替えたい人は付けておくべき、おすすめのオプションです。
濡れた荷物を気にせず積むならラゲッジトレイが良い
ラゲッジトレイ(縁高タイプ)
オプション価格:¥8,800
使用機会の多いラゲッジスペース。内装オプションのラゲッジトレイは防水性があるので、濡れたものや汚れものでも気にせずに積めます。
最初から装着されているジュータンだと、汚れが取りづらい上に取り外しも困難です。
ラゲッジトレイがあれば、ラゲッジスペースが汚れることがありません。さらに容易に取り外しできるので清潔な状態を維持しやすいんです。なので綺麗にラゲッジスペースを使いたいならラゲッジトレイを付けるべきだと思います。
社外品だと純正品の半額近くで買えますが、耐久性のある純正品を選んだ方が長く使えるでしょう。
ドライブレコーダーは信頼性のある純正品を選ぶべき
ドライブレコーダー(フロント用/DRH-197SM)
(GPS/液晶モニター/駐車時録画機能付)
オプション価格:¥27,500
衝撃を検知すると自動で録画してくれるドライブレコーダー。
買い物が済んで駐車場に戻ってみたら
車がぶつけられていた・・・
なんて体験した方周りにいるのではないでしょうか。
当て逃げの検挙率は非公表なもののかなり低いようです。現場近くに防犯カメラ等があれば、映像から当て逃げした車のナンバーが分かります。しかし、なかった場合は泣き寝入りが殆どです。
もしドライブレコーダーがあれば、防犯カメラ等がない場所でも衝撃があると自動で録画してくれます。なので、逃げられてもナンバーから犯人を特定でき、一方的な損をする可能性を大幅に減らせるでしょう。
また、ドライブレコーダーはいざという時に録画できていないこともあるので、社外品より信頼性のある純正品を選ぶべきだと思います。
ホンダN-BOXでオプション取付け費用を浮かせたいならオプションカプラーが必須
オプションの取付け費用は1時間の作業で8,000円程ディーラーは請求してきます。結構な値段がしますが、もしオプションパーツを自分で付けるならこの費用を抑えることができます。
ただ、取り付ける時は電源をとる必要があるのですが、これがちょっと面倒なんです。そこで便利なのがオプションカプラー。
オプションカプラーは電源を取るためのパーツですが、わからない人はgoogleで「N-BOX オプションカプラー」で検索すると良いです。
「カプラーって何?」
とここで思った人は、絶対に手を出さずにディーラーにお願いしましょう。取付け費用はかかりますが、自分でやって車を壊してしまうよりは全然マシです。
N-BOXのオプションカプラーを購入するなら楽天が良い
出典:https://item.rakuten.co.jp/
オプションカプラーはネットで探せばかなり安く売られています。私が楽天で探してみたら2,000円ぐらいで、こんなものがありました。
オプションカプラーが安物で壊れたという話はあまり聞いたことがないので、楽天やAmazonで安く購入しても品質的には問題ないと思います。
ホンダNBOX/ターボを安く購入するには?
新型ホンダNBOX/ターボは軽自動車の中でも価格が高い車種なので、購入するときに重要になってくるのは値引き。
ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際に新型NBOX/customを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか次の記事でチェックしてみてください。
⇒ホンダ 新型NBOXの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?