新型セレナを購入する時に、必ず悩んでしまうのがオプション。できるだけ安く買うなら、オプションは最低限にしたいところですが、オプションをケチり過ぎると後から
あのオプションを付けておけば良かった・・・
と後悔することになりかねません。
なので、ここでは新型セレナを購入する時に絶対に外せないオプションを紹介したいと思います。
よく一緒に読まれている記事
» セレナの値引き相場・目標 New!
» セレナの口コミ・評価
» セレナ実際の燃費は?
» セレナの各グレードの違い
» セレナのおすすめオプション
» セレナの人気カラーランキング
新型セレナで付けないと後悔する人気メーカーオプションはこれ!
オプションには車を注文するときだけ付けられるメーカーオプションと後からでも取り付けられるディーラーオプションがあります。
「メーカーオプションは後から付けることができない」
ので、絶対に失敗は許されません。後悔しないように、今回は必要なメーカーオプションと要らないオプションを紹介します。
新型セレナのセーフティパック2種類を徹底比較
新型セレナのメーカーオプションはいろいろありますが、中でもセーフティパックにはA、Bの2種類があるので、一番の悩みどころだと思います。そこで、2つのパックの中身を1つ1つを必要かどうかチェックしてみました。
これがセーフティパックに付いてくる装備とA、Bの価格です。
セーフティパック | |
A | B |
SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステム<前席> | |
インテリジェントルームミラー(※) | |
インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付) | |
インテリジェント DA(ふらつき警報) | |
ヒーター付ドアミラー | |
– | 電動パーキングブレーキ |
– | オートブレーキホールド |
– | プロパイロット |
– | ステアリングスイッチ (アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、プロパイロット、オーディオ) |
¥93,500〜¥132,000 | ¥199,100〜¥237,600 |
※e-power G、e-power ハイウェイスターG、G、ハイウェイスターGはインテリジェントルームミラーは標準装備
ベースがAです。Bになるとさらに新型セレナの目玉であるプロパイロットが付いてきます。
サイドエアバックをつけるならセーフティパックAは必須
セーフティパックA
価格: 93,500円〜132,000円
対象グレード:e-power x、e-powerハイウェイスター、X、ハイウェイスター以外のグレード
どんなに注意していても、事故を回避できないこともあります。そんな時、セーフティパックAに付いているサイドエアバックがあれば、被害を最小限にできます。サイドエアバックがなぜ必要かというと、側面事故は
死亡する確率が正面事故より高い
からです。
正面だとエンジンルーム、エアバックがありますが、側面は横がガラ空きのため、事故の衝撃が大きくなり、死亡する確率が上がります。
サイドからの事故は車が突っ込んでくるケースがほとんどでしょうから、避けようがありません。もし、家族を後部座席に乗せるのであれば、サイドエアバックは必須でしょう。
価格は93,500円しますが、スムーズな駐車をアシストするインテリジェントアラウンドビューモニター、運転手の注意力低下を知らせてくれるインテリジェント DAが付いているので、価格的にも妥当なところでしょう。
セーブティパックBまではいらない?
セーフティパックB
価格: 199,100円〜237,600円(Aとの価格差約11万円以上)
対象グレード:e-power XV、e-power G、XV、G、ハイウェイスター以外のグレード
さらにそのAパックに約11万円で電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド、プロパイロット、ステアリングスイッチが付くパックBにできます。
この中で注目は、同一車線自動運転技術のプロパイロットです。
このプロパイロット実は、カーブが緩やかな高速のみで機能し、さらにハンドルに手を添えなければいけないため、完全な自動運転ではありません。また、解除されることがあり、100%信用できる訳ではないので、
「あっても使わない」
という書き込みが価格.comなどの口コミでは多いです。使わない機能に約11万円は高いですよね。
また、その他の装備も
- 電動パーキングブレーキ
⇛カッコいいだけ。機能的には同じ - オートブレーキホールド
⇛慣れないので使いづらい
これらの理由から、劇的に安全になるわけではないですし、そんなに使わない装備ばかりだと思います。
新型セレナに不要なメーカーオプションは?
必須オプションがあれば、不要なオプションも存在します。新型セレナのオプションを選ぶときに、ここで紹介しているものは優先度を下げても良いでしょう。
不満がなければハロゲンランプで十分!後から取り替えも可能!
LEDヘッドランプ(LEDフォグランプ付)
価格: 91,800円
対象グレード:XV、e-POWER・XV
不要なオプションの1つがLEDヘッドライトです。明るさに不満があり、LEDライトを検討されている方も多いと思います。基本的にハロゲンライトはLEDよりやや暗めですが、
最近のハロゲンライトは十分明るい
です。
もし、暗いと感じても、より明るい社外製のバルブ(1万円程度)に交換することも可能です。
ハンズフリーオートスライドドアは開閉が遅い!
ハンズフリーオートスライドドア(助手席側)
価格: 64,800円
対象グレード:ハイウェイスター、e-POWERハイウェイスター
ハンズフリーオートスライドドアのセットパッケージは以下のオプションが付いてきます。
セットパッケージ |
ハンズフリーオートスライドドア〈助手席側〉 |
サードシート用助手席側オートスライドドアスイッチ |
全ドア連動ロック機能 |
ドアストップ機能 |
ハンズフリーオートスライドドアを動かしてみると、「あれ、反応してないのかな?」って思ってしまうくらいタイムラグあったり、実際に反応しないことがあります。
そもそも、両手が塞がり、ドアが開けられない状況は少ないと思うので、わざわざ遅いハンズフリーオートスライドを使う必要はないと思います。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=5UrQJ0icOPU&w=560&h=315]
出典:オーテックワンTV!
また、ハンズフリーではないワンタッチスライドドアはXV、Gグレードには標準で付いているので、6万円もするこのセットパッケージは贅沢品のような気がします。
また、ハンズフリーオートスライドドア以外の装備を見ても
- サードシート用助手席側オートスライドスイッチ
⇛2列目の人に開けてもらえば、必要ない - 全ドア連動ロック機能
⇛そもそもドアにロックを掛けない - ドアストップ機能
⇛半開き状態では降りづらい
このように、どうしても必要なモノはなさそうです。
新型セレナで付けておくと良いディーラーオプションは?
メーカーオプション以外にも、購入時に付けておかないと後悔する
ディーラーオプションがあります。それは
- フロアマット
- プラスチックバイザー
です。
ディーラーオプションは他にもありますが、後付けできるので、購入時はこの2つさえ付けてあれば不満を感じることはなさそうです。
新型セレナではフロアマットを社外製にすると危険!
フロアカーペット(スタンダード)
価格:53,244円
対象グレード:すべて
社外製のフロアマットは3万円ほどで買えてしまいますが、社外製の安いマットでは
マットがズレる
ことがあります。マットがズレるとブレーキの下にマットが入りブレーキが踏めなかったり、アクセルペダルがマットの下に入り込みペダルが戻らなくなることがあり、めちゃめちゃ危険です。私自身過去にそのような経験があり、めっちゃパニックになりました。
なので、多少高くても、マットは純正品を買うことをおすすめします。
プラスチックバイザーで雨の日に空気の入れ替えを快適に!
プラスチックバイザー
価格:27,216円
対象グレード:すべて
オプションの費用を節約しようとすると、
「プラスチックバイザーは付けなくていいか」
と考えるかもしれませんが、実は重要な装備です。
サイドバイザーがあれば、雨や雪の日のフロントガラスの曇りをエアコンなしで取ることができます。
また、雨の日に、車酔いで換気したい時やタバコの煙を換気したい時にも役立ちます。なので、付けておきたい装備です。
新型セレナの必須オプションの合計額は?
人気のe-powerハイウェイスターGに必須オプションをつけた合計額です。
オプション | 価格 |
セーフティパックA | 93,500円 |
フロアカーペット(スタンダード) | 53,244円 |
プラスティックバイザー | 27,216円 |
合計: | 173,960円 |
セーフティパックが大部分を占めていますが、安全に関する装備は多少高くても付けておくと安心です。他にも欲しいオプションがあると思いますので、オプション費用はプラス25万円ぐらいで考えておけば良さそうです。
新型セレナを安く買うには?
新型セレナを安く購入するには値引きが重要になってきます。
ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にセレナを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。
⇒新型セレナの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?