日産新型セレナのグレード選びでは
- ハイウェイスターとハイウェイスターVの違い
- XVとハイウェイスターVの違いは?
- Sハイブリッドとe-POWERどっちが良い?
そこでこの記事ではセレナのグレードの違いやおすすめグレードについて紹介したいと思います。
また、グレード選びでは売れているグレードも参考になると思うので、人気グレードのランキングも合わせて紹介していきます。
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セレナで売れている人気グレードはどれ?ランキングを発表!
まず、売れ筋グレードを確認しましょう。
そこで、私が実際の販売データから調べた、実際に売れているグレードのランキングを発表したいと思います。
調査した台数は261台。少ないように感じますが、傾向を見るには十分な数字です。
セレナで売れているのはe-POWERとハイウェイスターV
さっそくグレードランキングの発表です
順位 | グレード | 販売台数 |
1位 | ハイウェイスターV | 134台 |
2位 | e-POWER・ハイウェイスターV | 70台 |
3位 | e-POWER・ハイウェイスター | 7台 |
4位 | ハイウェイスターV4WD | 7台 |
5位 | e-POWER・G | 7台 |
6位 | e-POWER・ハイウェイスターG | 4台 |
7位 | e-POWER・ハイウェイスターV アーバンクロム | 3台 |
8位 | XV 4WD | 3台 |
9位 | e-POWER・X | 2台 |
10位 | e-POWER・XV | 2台 |
e-POWERのモデルが多くランキングイン!
また、装備が充実しているハイウェイスターVはe-POWERでもSハイブリッドでも人気があります。
4WDでもハイウェイスターVが売れていますね。
新型セレナのグレード一覧!e-POWERは299万円~
日産新型セレナの新車価格一覧表です。
Sハイブリッド | |
グレード | 価格[税込] |
X | 2,576,200円 |
XV | 2,736,800円 |
XV(防水シート車) | 2,769,800円 |
G | 3,061,300円 |
ハイウェイスター | 2,758,800円 |
ハイウェイスターV | 3,070,100円 |
ハイウェイスターV(防水シート車) | 3,103,100円 |
ハイウェイスターG | 3,311,000円 |
オーテック | 3,225,200円 |
オーテックセーフティパッケージ | 3,512,300円 |
オーテックスポーツスペック | 3,682,800円 |
1※ハイウェイスターG、オーテックスポーツスペックは4WDの設定なし
2※4WDは約20万円〜約29万円高
e-POWER | |
グレード | 価格[税込] |
e-POWER X | 2,997,500円 |
e-POWER XV | 3,226,300円 |
e-POWER XV(防水シート車) | 3,259,300円 |
e-POWER G | 3,473,800円 |
e-POWERハイウェイスター | 3,293,400円 |
e-POWERハイウェイスターV | 3,582,700円 |
e-POWERハイウェイスターV(防水シート車) | 3,615,700円 |
e-POWERハイウェイスターG | 3,809,300円 |
e-POWERオーテック | 3,911,600円 |
e-POWERオーテックセーフティパッケージ | 4,049,100円 |
e-POWERオーテックスポーツスペック | 4,192,100円 |
※e-POWERは4WDの設定なし
基本的な装備が付いているXVに着目してみるとSハイブリッドとe-POWERの価格差は約50万円。
ちなみに50万円は燃費で元を取ることは絶対できません。
なので、e-POWERの何が良いのか装備も含めてしっかりチェックしておく必要があります。
違いはどこ?セレナe-POWERのXVとハイウェイスターVを徹底比較
人気のe-POWER・XVとe-POWERハイウェイスターV。どちらが買いなのか比較するために
- 外装
- 快適装備・安全装備
- 内装
この3点をオプション込みで比較し、価格の安いe-POWER・XVでも満足できそうかチェックしてみました。
外装はXVだと不満を感じそう
左がe-POWER・XVで右がe-POWERハイウェイスターVです。外装装備の主な違いはこの4点。
<外装装備>
外装装備 | セレナe-POWER | |
XV | ハイウェイスターV | |
ハイウェイスター専用外装 | – | ◯ |
ハイウェイスター専用サスペンション | – | ◯ |
LEDヘッドランプ | ● (1※) |
◯ |
アダプティブLED ヘッドライトシステム |
● (1※) |
◯ |
1※オプション設定
e-POWER・XVの外装は可もなく不可もないような印象です。
対してハイウェイスターVは専用のエアロが装着されていて、かなり見栄えが良く感じます。さらに専用サスペンションで凸凹道を走った時の突き上げも抑えられているので、XVの外装装備だと不満を感じそうです。
快適・安全装備はXVでも満足できそう
主な快適・安全装備の違いは5点です。
<快適・安全装備>
快適・安全装備 | セレナe-POWER | |
XV | ハイウェイスターV | |
ワンタッチ オートスライドドア(両側) |
◯ | – |
ハンズフリー オートスライドドア(両側) |
– | ◯ |
プロパイロット | ● (1※) |
◯ |
SRSカーテンエアバッグ& サイドエアバッグシステム (前席) |
● (1※) |
● (1※) |
SRSエアバッグシステム | ◯ | ◯ |
インテリジェント エマージェンシーブレーキ |
◯ | ◯ |
インテリジェントFCW (前歩衝突予測警報) |
◯ | ◯ |
日産オリジナルナビ 取付パッケージ |
◯ | ◯ |
ステアリングスイッチ | ◯ (アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、 クルーズコントロール、オーディオ) |
◯ (アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、 プロパイロット、オーディオ) |
1※オプション設定
とくに欲しい装備はプロパイロット。これがあると高速での運転が楽になるんです。
プロパイロットは高速道路の同一車線を自動運転してくれるシステム。具体的にはドライバーに代わって
- アクセル
- ブレーキ
- ステアリング
この3つを自動で制御してくれます。私の場合は、家族で遠出したり旅行することが多いのでプロパイロットがあるとかなり助かります。
ですが、ちょっと気がかりなのが価格。ハイウェイスターVには標準で装備されていますが、e-power・XVはオプション設定で、プロパイロット付きのセーフティパックBは約24万円もかかります。すごく欲しい装備ですが、予算が許されるか微妙なところ。
その他XVでもプロパイロット以外にも両側オートスライドドアが標準装備されたり、カーテンエアバッグがオプション設定されています。歩行者や前方車両との衝突防止を支援するインテリジェントエマージェンシーブレーキやインテリジェントFCWも標準装備されているので、e-POWER・XVの快適・安全装備でも満足できそうです。
内装はXVだと不満がでそう
XVとハイウェイスターVの内装装備の主な違いは2点です。
<内装装備>
内装装備 | セレナe-POWER | |
XV | ハイウェイスターV | |
シート地 | 織物/トリコット (1※) |
ジャカード織物/トリコット (1※) |
本革巻3本 スポークステアリング |
● (2※) |
◯ |
セカンド 左右シートスライド (超ロングスライド+横スライド) |
◯ | ◯ |
サードシートスライド | ◯ | ◯ |
1※オプションで防水シートに変更可能
2※他のオプションと抱き合わせで変更可能
e-POWER・XVはシートカラーがベージュとブラックの2色が選択でき、ハイウェイスターVはグレー&ブラックとブラックの2色が選択できます。
内装はどちらも大差はないですが、質感を求めるなら本革巻ステアリングがあると良さそうです。本革巻だとインパネが引き締まって見えますし、手に馴染んで滑りにくくなるので。
e-POWER・XVでは本革巻ステアリングがオプション設定されていますが、他のオプションとの抱き合わせ販売になっています。その価格が約8.5万円。
本革巻ステアリングのために8.5万円追加するのは気が引けるので、内装は本革巻ステアリングが標準で付いているe-POWERハイウェイスターVの方が良いと思いました。
セレナe-POWERのおすすめグレードはハイウェイスターV
セレナe-POWER・XVとハイウェイスターVを比較した結果、
おすすめはe-POWERハイウェイスターV
です。
決め手は外観と内装です。購入後にe-POWERハイウェイスターVとすれ違うときっと
「あっちにしておけばよかった・・・」
とずっと意識してしまいそうなので。
ただし、外装や内装に欲しい装備がないのであれば、e-POWER・XVを選んだ方が安く済むとは思います。
e-POWER・XVでも装備が充実している
装備 | セレナe-POWER | |
XV | G | |
ワンタッチ両側オートスライドドア | ◯ | ◯ |
日産オリジナルナビ 取付パッケージ |
◯ | ●(1※) |
セカンドシート | 超ロングスライド +横スライド(左右) |
超ロングスライド +横スライド(左右) |
サードシートスライド | ◯ | ◯ |
LEDヘッドランプ | ● (1※) |
◯ |
インテリジェントルームミラー | ● (1※) |
◯ |
プロパイロット | ● (1※) |
● (1※) |
1※オプション設定
価格はできるだけ抑えたいところ。そこでe-POWER・XVの装備でも十分そうか、上級グレードのGと比べてみたんです。
その結果、安いグレードのe-POWER・XVでも内装や快適装備などは充実していました。スライドドアは左右ともに自動ですし、プロパイロットやインテリジェントルームミラーをオプションでつけることも不可能。
これならe-POWER・XVを選んでも後悔はなさそうなので、装備がほぼ同じ上級グレードのGを選ばなくても良さそうですね。
ハイウェイスターとハイウェイスターVを比較!安全装備に違いが
安全装備 | セレナe-POWER | |
X、ハイウェイスター | ハイウェイスターV | |
インテリジェント エマージェンシーブレーキ +LDW(車線逸脱警報) |
◯ | ◯ |
SRSエアバッグシステム <前席> |
◯ | ◯ |
LEDヘッドランプ | – | ◯ |
SRSカーテンエアバッグシステム& サイドエアバッグシステム(前席) |
– | ● (1※) |
インテリジェント アラウンドビューモニター |
– | ● (1※) |
電動パーキングブレーキ& オートブレーキホールド |
– | ◯ |
インテリジェントDA (ふらつき警報) |
– | ● (1※) |
プロパイロット | – | ◯ |
1※オプション設定
ハイウェイスターVと価格の安いXやハイウェイスターの
大きな違いは安全装備です。
ハイウェイスターVは、SRSカーテンエアバッグシステムやインテリジェントアラウンドビューモニターなどがオプションで追加できるようになっています。
プロパイロットに至っては標準装備。
Xやハイウェイスターだと、それらはオプション設定はなし。インテリジェントエマージェンシーブレーキはついているものの、側面衝突時に守ってくれるSRSカーテンエアバッグは追加できません。
セレナはSハイブリッドとe-POWERのどちらを選ぶべき?
セレナではSハイブリッドとe-POWERどちらにするか悩ましいところ。これを決めるのに価格や燃費、装備を比較してみました。
Sハイブリッドとe-POWERのスペック比較
比較項目 | ハイウェイスター | e-POWER ハイウェイスター |
カタログ燃費 [WLTCモード] |
13.2km/L | 18.0km/L |
実燃費 | 10.4km/L | 14.8km/L |
本体価格 | 2,758,800円 | 3,293,400円 |
エンジン最大出力 | 150馬力 | 84馬力(発電用) |
モーター最大出力 | 2.6馬力 | 136馬力 |
最大トルク | 20.4kgf・m(エンジン) | 32.6kgf・m(モーター) |
乗車人数 | 8人 | 7人 |
Sハイブリッドとe-POWERとの実燃費の差は4.4km/L。10年乗った場合にかかるガソリン代はe-POWERの方が約40万円安くすみます。
本体の価格差は50万円なので、長くのるとその差額分はほとんど元を取れると思います。さらにe-POWERは3000cc並のトルクがあるので、めちゃくちゃ加速に余裕があって快適です。
こうなると、加速が良くて快適なe-POWERの方が圧倒的に買いだと思いますね。
日産新型セレナe-powerを安く買うには?
日産新型セレナe-powerを安く購入するには値引きが重要になってきます。
ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にセレナを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。
⇒新型セレナの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?