新型日産ノートe-POWERの新車を購入する時に、オプションカタログを見ていて悩んでしまうのがオプション。純正品は高いですが、できるだけ価格は安く抑えたいものですよね。しかし、オプションパーツやナビをケチり過ぎてしまうと、後で
あのメーカーオプション・ナビを付けておけば良かった・・・
なんて後悔することになりかねません。
そこで今回は、
新型ノートe-POWERを購入する時に絶対に外せないおすすめのオプションを紹介したいと思います。
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新型日産ノートe-POWERでおすすめオプション・ナビの価格は?
オプションには新車を注文するときだけ付けられるメーカーオプションと、後からでも取り付けられるディーラーオプションがあります。
「メーカーオプションは後付けすることができない」
ので、絶対に失敗は許されません。後悔しないように、今回は必要なメーカーオプション・ナビと要らないオプションパーツを紹介します。
ナビはデメリットのある社外品より純正品がおすすめ
日産オリジナルナビゲーション(シンプルモデル[MJ120D-L])
日産オリジナルナビ取付パッケージ付車用:148,000円[税込]
日産オリジナルナビ取付パッケージ無車用:178,404円[税込]
対象グレード:XのNissanConnectナビゲーションシステム無車、S、F
昨今では必需品のナビ。ただ、純正ナビは高いから社外ナビで済ませようとするとデメリットがあるんです。具体的には
- 保証期間が1年と短い
- ステアリングスイッチやリアカメラ等との連動ができない
- 内装とのマッチングは純正に劣る
このくらい純正ナビよりもデメリットがあります。中でも困るのがステアリングスイッチやリアカメラ等との連動。純正ナビではしっかり連動してくれますが、社外ナビは連動する保証はないため付けたあとに
ステアリングスイッチが使えない…
なんてことになりかねません。特にオーディオの音量調整が行えなくなるとナビで調節しないといけなくなるため、わき見運転で事故の原因になる恐れも。
なので、多少社外ナビが安くても純正ナビを選ぶ方がいいでしょう。ディーラーナビはオプション値引きが10%〜20%期待でき、実は社外品と費用は大差ない上に、純正ナビは保証期間も3年と長いですしね。
フォグランプを付けるならLEDヘッドライトは必須
LEDヘッドライト(※セットオプションのみ)
価格:77,000円〜335,500円
※抱き合わせの内容はグレードにより異なる
新型ノートe-powerではフォグランプはオプション設定になっています。ただ、単体でのオプションではなくLEDヘッドライトのセットオプションです。
※Fグレードはフォグランプのセットなし
ここはカタログをしっかり見ないと見落とすところなので要注意。
またヘッドライトは標準装備のハロゲンライトだとやはり暗く感じるので、夜間の運転をするならヘッドライトはLEDにしておきたいところ。
LEDヘッドライトだと寿命も長いので、突然切れてしまうリスクも少なくなります。
ちなみにLEDヘッドライトは社外品よりも純正品を選んでおいた方がいいです。社外品だと不具合が起きやすく、故障のリスクが高いので。また、保証期間は数ヶ月〜1年と短いんです。それなら信頼性の高い純正品をつけた方がいいでしょう。
寒冷地仕様をつけるとシートヒーターもついてくる ※寒い地域は必須
寒冷地仕様(セットオプション)
価格:¥73,700
対象グレード(2WD):S、X
オプションカタログを一見すると少し価格が高く見える寒冷地仕様。
ただ、新型ノートe-powerの場合はセットオプションとなっているため、少し高くなっているんです。それも便利で快適なものとセットになっているため、むしろお得。具体的なセットオプションの内容はこのようになっています。
<セットオプションの内容>
セットオプション内容 | |
ホットプラスパッケージ | ヒーター付きドアミラー |
ステアリングヒーター | |
前席ヒーター付シート | |
リヤヒーターダクト | |
クリアビューパッケージ | ワイパーデアイサー |
リヤLEDフォグランプ | |
高濃度不凍液 | |
PTC素子ヒーター | |
本革巻ステアリング | |
IRカット&スーパーUVカット断熱グリーンガラス(フロント)※ |
※Sグレードのみ
なんと7万円でこれだけの装備がついてきます。寒い日にすばやく体を暖めてくれる前席シートヒーターやステアリングヒーター。さらには雨天時にドアミラーについた水滴もヒーターで蒸発してくれる装備もついてくるんです。
その他、高級感を上げてくれる上に滑りにくくしてくれる本革巻ステアリング等も追加。これだけついてくるなら、寒冷地仕様の必要ない地域に住んでいる人でも選ぶ価値はあると思いますね。
新型ノートe-powerに不要なメーカーオプションは?
必須オプションもあれば、不要なオプションもあります。
ここで紹介しているものは優先度を下げても良いでしょう。
インテリジェントアラウンドビューモニターは初心者以外には不要
インテリジェントアラウンドビューモニター[移動物検知機能付](セットオプション)
オプション価格:245,300円〜420,200円[税込]
対象グレード:S、X
愛車を真上から見下ろしたような映像を映してくれるインテリジェントアラウンドビューモニター。これは運転が楽になる装備なんですが、正直初心者以外の人には不要な装備だと思います。
狭い路地に入ってしまった時に車の大きさをうまく把握できず、すれ違い等で左に寄せるのが難しいと感じる人はいると思います。そのような時に活躍してくれるのがインテリジェントアラウンドビューモニター。これがあれば愛車を上から見下ろしたような映像が見られるため、運転に自信がなくてもしっかりと左に寄せられたりすることができるので困るシーンがなくなります。
しかし、運転に慣れている方であれば車両感覚はついていて、インテリジェントアラウンドビューモニターを見ずとも車を左に寄せることはできる人が多いですよね。
価格もセットオプションで約25万円以上する装備なので、運転に自信のない初心者以外の方には不要なオプションでしょう。
純正16インチアルミホイールは社外品で補えば良い
16インチアルミホイール
オプション価格:335,500円[税込]
対象グレード:X
新型ノートe-powerではなんとオーテックをのぞく全グレードの標準装備がスチールホイール。今時、軽自動車でさえアルミホイールが標準装備されているのに、新型ノートでは上級グレードでもアルミホイールがメーカーオプション設定なんです。
それも装着するにはセットオプションのみ。
価格も34万円と、アルミホイールをつけるために手が出せる価格ではありません…。ディーラーオプションのアルミホイールであれば11万程度で買えますが、それなら社外品で自分の好みのデザインのアルミホイールを買った方がいいと思います。費用も抑えられますしね。
ちなみにX以外のグレードではメーカーオプションのアルミホイールはオプション設定すらありません。
プロパイロットをつけるには価格が最も高いセットオプションの装着が必要になってしまう
プロパイロット[ナビリンク機能付](セットオプション)
オプション価格:420,200円[税込]
対象グレード:X
高速道路の運転がめちゃくちゃ楽になるプロパイロット。高速道路を使う頻度が多いならつけておきたい装備なんですが、これは上級グレードのXにしかオプションで装着できません。おまけに価格はなんと42万円。1番高いセットオプションをつけなければプロパイロットは装着されないという、不便な仕様になっているんです。
機能としては、高速道路での走行時にアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を車がアシストしてくれる上に、前走車にも追従してくれるという内容です。運転手はハンドルに手を添えておくくらいで済むので、高速道路での疲労をグッと抑えてくれます。
さらに、緊急時に助かるプロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)も新型ノートe-powerでは搭載。急病時や事故発生時といった時に緊急連絡してくれ、警察や救急といった緊急車両もかけつけてくれるようになっています(※)。
その他にもセットオプションで追加される安全装備は沢山あるのですが、高速道路をあまり使わないのであれば正直42万を払ってまでつけなくてもいいオプションだと思いますね。
※別途NissanConnectサービスへの加入が必要
日産ノートe-powerの必須オプションの合計額は?
新型ノートe-powerで人気の高いXグレードに必須オプションをつけた合計額です。
オプション | 価格[税込] |
日産オリジナルナビゲーション(シンプルモデル[MJ120D-L]) (日産オリジナルナビ取付パッケージ付車用) |
148,000円 |
LEDヘッドライト(セットオプション) | 99,000円 |
合計: | 247,000円 |
必須オプションの合計額は約25万円です。
冬に気温がマイナスになるような地域ではこれに加えて、¥73,700の寒冷地仕様も必須になります。
また、実際にはディーラーオプションもあるでしょうから、オプション費用はこれに加えて4〜5万円は必要と考えておけば良さそうです。
【新型ノート】オプションカタログの人気ランキング
順位 | オプション |
1位 | フロアマット・スタンダードタイプ |
2位 | プラスチックバイザー |
3位 | トノカバー |
4位 | 日産オリジナルドライブレコーダー |
5位 | バックビューモニター |
ディーラーオプションは新型ノートのオプションカタログから選ぶことになりますが、とにかく数が多い。
そこで、どんなオプションが売れているのかランキングにしてみました。ディーラーオプション選びの参考にしてもらえればと思います。
トノカバーでラゲッジルームのプライバシーを守る
トノカバー
オプション価格:¥24,200[税込]
フロアマット、プラスチックバイザー以外におすすめのオプションはトノカバーです。
新型ノートe-powerの場合、トランクは独立していないボディタイプなので外から覗かれた際に、ラゲッジルームに置いてある荷物が見られる可能性があります。特に貴重品等が置いてあるのが見つかった場合、窃盗の被害にあいやすくなるんです。
もしトノカバーがついていれば、車内を覗かれてもラゲッジルームのプライバシーが守られているので、被害にあいにくくなります。防犯対策としてトノカバーをつけることをおすすめします。
ドライブレコーダーは純正品の方が安心して長く使える
日産オリジナルドライブレコーダー(フロント+リヤ)
日産オリジナルナビゲーション付車用:71,691円[税込]
⽇産オリジナルナビゲーション無⾞⽤:72,571円[税込]〜
あおり運転から守るために最近導入する人が増えているドライブレコーダー。でも実はあおり運転以外にも効果があるんです。
お出かけ先で昼食をとってから愛車のある駐車スペースに戻ってみると、
愛車が傷だらけになっていた…
こんな当て逃げをされることがあります。目撃者がいたり防犯カメラに映っていればいいですが、誰も見ていない場合は証拠を掴むことはほぼ不可能。自分のお金で修理するしかありません。イライラしますよね。
そんな時にこのドライブレコーダーがあれば、駐車時でも録画してくれるので加害者の車を捉えてくれる可能性が高くなり、証拠にできる可能性がグンと上がります。一方的な損を防ぐためにもドライブレコーダーをつけた方がいいと思います。
ちなみに社外品だと3万程度安く買うことはできますが、保証期間は1年間と純正品の3年間より短いです。さらに、ディーラーオプションの値引きで20%割引がゲットできれば価格差は1万円程度まで埋まります。そのくらいなら信頼性も高い純正品を選んだ方が安心して長く使えるでしょうね。
新型日産ノートe-powerを安く買うには?
オプションも含め、新型日産ノートe-powerを安く買おうと思うと、重要になってくるのは値引きです。
ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際に日産ノートe-powerを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。
⇒日産ノートe-powerの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?