トヨタの新型ヴォクシーハイブリッドの価格とグレードを徹底比較

トヨタの新型ヴォクシーハイブリッドは2020年4月にマイナーチェンジが行われました。その人気は不動のものになっており、購入を考えている人にとっては価格を抑えて購入したいというのが本音だと思います。そんなヴォクシーハイブリッドのグレードでは、

どんな装備が付いてくるのか？

ということが特に気になるところだと思います。

そこで今回はヴォクシーハイブリッドのグレード価格と装備を徹底比較したおすすめのグレードを紹介したいと思います。また、価格がほぼ同じである兄弟車のノアハイブリッドとの差も気になるところだと思うので、そちらも調べてみました。

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ヴォクシーハイブリッドの価格差はどこにある？価格表や装備品を徹底比較

まずはヴォクシーハイブリッドのグレードごとの装備差と価格差を、表をもとに見ていきます。
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出典：https://toyota.jp/

ヴォクシーハイブリッドの現在のグレードは特別仕様車のZS”煌Ⅱ”とZSの2つ。特に違いの多い外装を比較していますが、快適装備や内装も違いがあり、価格の高いZS”煌Ⅱ”の方が装備は充実しています。ZS”煌Ⅱ”グレードは基本グレードであるZSよりも装備が充実したグレードです。

ヴォクシーハイブリッドZS vs ZS”煌Ⅱ” グレードの違いはどこにある？

価格を比較するとZS”煌Ⅱ”はZSより10万円も価格が高いので当然ZSより装備はかなり充実していると思いきや、実はヴォクシーハイブリッドZSとそこまで変わらないんです。確かに煌Ⅱにしか装備されないものはありますが、重要な装備はそれほどついてきません。

大きく異なるのはフロントグリルが黒艶塗装されていたり、ドアミラーやアウトサイドドアハンドルがメッキになっていたりと細かいところが中心。内装も同様にインパネ周りがシルバー塗装になったりインサイドドアハンドルがメッキになるくらい。

ただし、リヤオートエアコンや両側パワースライドドアといった快適装備はZS”煌Ⅱ”に標準装備されます(※オプションでZSも追加可能)。グレード選びではここが重要なポイントになると思います。

マイナーチェンジ前の煌Ⅱですが、goonetさんが動画で内外装について説明してくれていました。こちらを参考にしても良いかもしれません。

ヴォクシーハイブリッドはバッテリーの違いによる価格差はない

同じトヨタのハイブリッド車のプリウスシリーズだとグレード、車種によってはリチウムイオン電池が搭載されているケースもあります。しかしヴォクシーハイブリッドは全てニッケル水素電池なので、バッテリー違いによる価格差はないです。

グレードごとに価格の違いはあるけど、燃費はどのグレードも同じ

燃費に直結する車重に関してもグレードで違いは全くありません。カタログ燃費もどのグレードも同じです。

また、ZS”煌Ⅱ”とZSは同じエアロが付いていて空気抵抗が良さそうに見えますが、これも燃費に良い影響は与えてはいないようです。このエアロは見た目を良くするもののようですね。

今後のモデルチェンジではZSの新車価格が10万円UP？

ヴォクシーハイブリッドは今まではVといったZS以外の標準グレードがあったんですが、それも2020年のマイナーチェンジでなくなり価格の高いZSしか設定されていません。エアロがある分高くなるのは分かりますが、特別仕様車を除くとZS一択なので低価格のグレードも復活してほしいところです。エアロにこだわらない人もいますからね。

今後ヴォクシーハイブリッドに期待される改善は、Vといったエアロのないグレードを価格を抑えて再販売することでしょうね。マイナーチェンジやモデルチェンジが行われた際にはZSも価格が上昇して登場することが予想されますが、装備品の価格から計算すると10万円程度の上昇で実現はできるはずです。

次回のモデルチェンジは売れ行きが悪くなると思われる2021年に予定している可能性は高いです。

ヴォクシーハイブリッドZSの詳しい情報はこちらで紹介しています。
⇒ヴォクシーハイブリッドZSの価格が高い？口コミの評価を徹底解剖

ヴォクシーハイブリッドとノアハイブリッドの価格はほぼ同じ。違いはどこにあるのか？

兄弟車のノアはエンジンなどのスペックや車格に関しては全く一緒です。価格もまったく同じ。ではどこに差があるのでしょうか。

ノアハイブリッドとの違いは外観にあり

実は違いは外観だけなんです。ヴォクシーは少し尖ったデザインをしているので若い人向け、ノアは落ち着いたデザインをしているのでファミリーユース向けとコンセプトが違っているんです。

そしてヴォクシーはそのフロントマスクが人気を博しているため、ガソリン車・ハイブリッド車ともにエアログレードのZSしか現在は残っていません。一方のノアはエアロなしのグレードも用意されています。

ノアハイブリッドではエアログレードに人気がない

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出典：https://toyota.jp/

一方で、ノアのエアログレードはヴォクシーほどの人気はありません。見た目にも落ち着きすぎてしまっているのが原因でしょうか、レビューでは他のグレードのものばかりが目立つ傾向にあります。

このエアログレードの差が、ノアとヴォクシーの人気を二分している要因かもしれません。

おすすめはどれ？ヴォクシーハイブリッドのグレードの人気ランキングを発表

最後にVやXグレードのあった2019年〜2020年3月までの間で、実際に売れたグレードのランキングをどどんと発表したいと思います。

順位	グレード	台数	割合
1位	hybrid V	30台	45.5%
2位	hybrid ZS	15台	31.8%
3位	hybrid X	21台	22.7%

エアロ非装備ながら装備が充実しているV、エアロを装備したZSの人気が高いですね。私がオススメするグレードはこのランキング結果と同じ1位のV、としたいところなんですが2020年7月現在は販売されてないのでZSとなります。特別仕様車の煌Ⅱを選ばなくても、欲しい装備が最初から全部ついているところが良いと思いますね。

もしもエアロが不要で装備が充実している車が欲しいのなら、見た目は少し変わるもののノアのハイブリッドGを選ぶと良いでしょう。